実際にあったアメリカの歴史からブートレガーズのファッションアイテムは作り出されております。それには,50年代頃に出現したビート族や70年代頃に流行ったヒッピーまでを取り入れています。それらの制作の手法は,ジョーマッコイから譲り受けたものといえます。そしてアメリカンスタイルを凝縮したようなデザインを感じさせるものがあり,商品の素材などにも相当なこだわりを持っております。素材の生地や使用する材料などももちろんですが,革製品に関しては,特にこだわりを持っています。革製品でよく使われるシープスキンを一切使用する事はなく,ゴーストスキンやホースハイドという牛革,ディアスキンという鹿から取られる革を使用されております。
マルホランドと言われるバイクジャケットには,ゴーストスキンを使用されており,ボルドーというワインレッドに染め上げられて,ツイードのインナーと合わされております。襟をイタリアンカラーにしている所が特徴で,どちらかと言うとアメカジとは少し外れたヨーロッパを思わせるデザインとなっております。しかし,着てみるとなんともいえない絶妙の味わい深い一品となっていて,アメカジのスタイルを感じさせてくれます。そしてデニム素材で作られたアウタージャケットでは,厚手で丈夫な生地ではありますが,あえてコシの弱めの風合いにしております。その様な生地加工をする事によって,長期で使用される毎に貫禄の出るものに仕上がっております。
上記でもこだわりの品を紹介しましたが,ブートレガーズの製品はアメカジの愛好家にはとても評判高く,ワークキングウエアとも呼ばれております。他の商品でもツイル生地を使用されたジャケットはブートレガーズ独特の製法となっており,他にはなかなか見られない雰囲気を持ち合わせております。また,ボトムに関しても文句の付け所が無いほどの一品になっており,Tシャツやトレーナーにしても高度なプリント技術を施されたものが多く,デザインもかなり存在感が強いものになっていてこちらも長く愛用できるものになっております。この様に様々な魅力を兼ね備えているブランドだからこそ,現在まで築き上げられた人気となっているのでしょう。